自分ブランドの化粧品を販売したい、
自社オリジナル化粧品を作って販売したい

こんな場合、下記のパターンが考えられます。

1.自社で製造する
 自社で工場設備を持ち、化粧品製造業(一般)の許可を取得して化粧品を製造します。
 これに加えて、
 自社で化粧品製造販売業の許可を取得して化粧品を販売します。

2.化粧品OEM工場へ製造を依頼する
 2.1 OEM工場が海外の場合・・・化粧品輸入と同じ扱いになります
  ・自社で化粧品製造業(包装・表示・保管)の許可を取得する、
   または
   化粧品製造業(包装・表示・保管)の許可を持った倉庫業者に依頼します。
  これに加えて、
  ・自社で化粧品製造販売業の許可を取得して化粧品を販売します。

 2.2 日本国内のOEM工場へ依頼する場合は下記の2つのパターンがあります。
  ・Aパターン:OEM工場が化粧品製造業(一般)だけを持っている
     自社で化粧品製造販売業の許可を取得して化粧品を販売します。

  ・Bパターン:OEM工場が化粧品製造業(一般)と化粧品製造販売業の両方を持っている
    自社では何の許可も不要となります。 
    (ただし、OEM工場が製造販売業者になってくれると言う場合です、
     許可は持っているが、製造販売業者にはなりたくないと言う場合が有りますので、
     その場合には上記のAとなります)

新規参入で、自社では何も許可は持っていないでしょうから、
BパターンのOEM工場が化粧品製造業(一般)と化粧品製造販売業の両方を持っているところに依頼すれば全て、「自社では何の許可も不要」が良いように思われますが、
注意点として
 ①化粧品製造業(一般)と化粧品製造販売業の両方という事で割高になる。
 ②法定表示に製造販売業者として、OEM業者の社名住所が載りますので
  ブランドイメージと違う住所になることを注意しましょう。 
 ③将来、自社で化粧品製造販売業の許可を取得した時に、
  製造業(一般)だけを依頼することに変わるわけですから、
  初めからその場合も見積もりを取っておきましょう。
   (その時になって値下げ出来ませんと言われないように)

OEM会社が許可証を偽造した件での考察

化粧品OEM工場を選ぶ時に




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