自社ブランド化粧品を化粧品OEM会社に依頼している会社が有ったのですが、化粧品OEM会社が化粧品製造販売業許可証を偽造していて許可が無かった事が発覚し回収という騒ぎが昔ありましたので、化粧品OEM会社を選ぶ時には確認する事が重要です。

化粧品OEM会社に化粧品製造業だけを依頼している場合は未然に防がれます。
理由は依頼者は化粧品製造販売業の許可を持っていて、商品に対して化粧品製造販売届を作成して届出するので
その時点で工場等が化粧品製造業の許可を持っていなければ届出時点でエラーになってしまうからです。

https://www.recall.caa.go.jp/result/detail.php?rcl=00000021241

化粧品OEM業者に化粧品製造業だけでなく化粧品製造販売業も依頼する場合は(依頼者はなんの許可も必要なくなる)
化粧品製造販売業許可証を見せてもらう事が最初にやる事ですが(イメージしていた違う住所だと困るので)
*化粧品製造販売業の許可証の確認だけではダメです。
(このリコール騒ぎの件は化粧品製造販売業許可証を偽造したのですから)
化粧品製造販売業、化粧品製造業許可証は紙1枚ですので偽造しやすいですね。

ただし、この許可証をもとに(名称、許可番号、住所)、その都道府県薬務課に照会して真偽を確かめる事をお薦めします。
(薬務課さんはその許可証の内容が正しいか回答してくれます)

*都道府県によって対応が全く違いまして、
県のサイトで県の化粧品の許可業者名、番号を公開している県もありますし、
薬務課に来れば台帳を見せるが電話では回答しないなどと拒否するたこ焼き国とか(とんでもない)ありますので注意です。

もし電話等で回答を拒否するたこ焼き国のような場合には
化粧品OEM会社さんに自己証明してもらうしかないでしょう(おたくの国が悪いのですから仕方ありません)
例えば、
過去の実績として他社さんので結構ですので化粧品製造販売届を見せてもらう
これは、
・受付票(FD申請ですので、システム受付票がでます)
・製造販売届の鑑(都道府県の受付印がおされています)
  右上にエンボスされていますが、エンボスはコピーでは見えないかも
・製造販売届のDTD
上記が印刷物としてあるはずですので、社名などの所は黒塗りでも良いので見せてもらえば良いかと思います。

ここでは、あえて上記の3点印刷物の見本などは掲示しません。
(その見本から偽造作られるとこまりますので)




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