化粧品の
・市場出荷判定をやってくれと、倉庫業者に強要する化粧品製造販売業者
・市場出荷判定までこちらでやりますから、御社の手間は省けますと、営業トークする化粧品製造業の許可を持ってる倉庫業者

これらは市場出荷判定の業務責務が分かっていない人達だと思いますので

そんな人達である事を前提に話をしましょう。

このサイトには様々な方から相談や質問がくるのですが、
化粧品製造業(包装・表示・保管)の許可を持ってる倉庫業者の責任技術者さんからの質問です。

この責任技術者さんが、ずぶの素人(学歴だけでなった場合)なら逆に困らない?(あとあと非常に困る事態に陥るのですが)
のですが、真っ当な会社から転職してきた(医薬品、医療機器など業界からも)方は、
悩んでしまい意見を聞かせて欲しいというものです。

市場出荷判定が理解している責任技術者さんは、倉庫業者が市場出荷判定を行うリスクややらなければならない事が分かっているのですが、

全く理解していない、営業が
市場出荷判定までこちらでやりますから、御社の手間は省けますと営業トークしてしまったり

中には、営業が自社の持ってる許可内容を理解していない人もいます。
(昭和の時代ならビシッと教育を行ってからでないと営業現場に出なかったのですがね)

もっと怖い話は、化粧品製造販売業者が
「バルクの試験成績書だけ出すからそれで担保してくれ、製造工程の充填、包装、保管の工程だけ責任を持ってくれればいい」

これ、工場としての出荷判定ならわかりますが、
これで市場出荷判定なんて出来るわけない、と言うか、市場出荷判定の意味が分かっていない化粧品製造販売業者としか思えない訳です。

世の中に市場出荷判定の意味、責務が理解出来ていない、化粧品製造販売業者さんが一杯いる事が
倉庫業者さんの営業トーク「市場出荷判定までこちらでやりますから、御社の手間は省けます」に
繋がっているのかも知れません(でないと仕事が取れない)

責任技術者さんがどんなに頑張って営業等に説明しても理解してくれなくて、離職を考える・・・なんて事になってます。




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