ここでの話は、化粧品や医療機器を販売目的に商業輸入する場合の話です、
(製造販売業の許可をもって販売のために輸入する)
化粧品の個人輸入には当てはまりません。
関税
一般的には、原産国、その商品のカテゴリーや素材などにより、関税率があるのですが
基本的には、化粧品や医療機器に関しては輸入関税はかからないのです。
薬機法(旧薬事法)では医療機器、化粧品なのですが税関としては輸入関税をかける品目もありますのでその都度確認。
(例えば老眼鏡は医療機器ですが、輸入関税がかかります)
消費税
アバウトですが、
いまは消費税は10%ですので輸入消費税も10%に変わっていますので、下記の計算も変わっていますので注意してください。
厳密には8%のうち内国消費税(6.3%)と地方消費税(1.7%)に分けられます。
内国消費税6.3%:CIF価格(端数処理前)と端数処理後の関税額の合計(千円未満切り捨
て)に対して課税(100円未満切り捨て)
地方消費税1.7%:内国消費税額の17/63に当たる額(100円未満切捨て)
CIF価格とは
CIF価格は、CIF条件下での貿易取引の価格のことをいいます。
これは、「Cost(価格)」 と
「Insurance(保険料)」と
「Freight(運賃)」
の三要素から構成される価格となっています。
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