化粧品や医療機器の申請や届などで、通称:FD申請ソフト(医薬品医療機器等法対応医薬品等電子申請ソフト)を使用して、申請書や届書の作成を行います。

初めてFD申請ソフトを使用した方が鑑(表紙)を見て、空欄ばかりで間違っているのではと悩む方がいますが、
「安心して下さい、あってますよ。」という話です。

申請や届の時には、FD申請ソフトで入力して、
FD申請ソフトのなかの
●鑑(表紙)の印刷
●提出用申請データ形式一覧表示(通称:DTD)を使用して印刷
の印刷物とともにFD申請で作成されたデーターをCDなどに入れて提出するのですが、

印刷した鑑を見てみますと、項目名や枠ばかりで内容が空欄になっています(日付けや申請者名くらいが入力した内容に一致してる)。
これは、間違いでもミスでもありませんので気にしないで下さい。
(FD申請システムはこうなんだと納得してください)
空欄ばかりの表紙に会社印を押すのは気が引けるでしょうが、FD申請システムで鑑とともに印刷された提出用申請データDTDで内容を確認することになります。

*一部地方の薬務課では、厚生労働省の作成したFD申請システムの空欄が気に食わないってことで、手書きで空欄に書かせていましたがそんなに日本国政府が嫌いなのかと止めさせました。
うちの県でも手書きで空欄を埋めさせている所がありましたらご一報ください、管理人が叱りつけます(または晒します)

ただ、鑑の内容も見た目が悪い場合には文字フォントを変えたりすることが出来ます。
申請書等の鑑の修正(FD申請ソフト)(住所長かったり)

*自分で鑑の様式をword等で作成してなんて考えないで下さい。

FD申請とwordデーターの両方を管理することになりますので大変ですし、
受け付ける薬務課さんも混乱しますので。
*一部の代理申請者がこれやってる(wordで申請代理者なんて項目を作って)ようですが、
こんな不要な書類のために書類1枚〇〇円です、なんておかしいでしょう。
*事業者さんが自分達で申請、届を作成しようとしたときに、代理申請者が作成したものを参考にして作成する事ができません。

厚生労働省の公式FD申請のマニュアル(250ページも有りますが詳しく読みたい方はどうぞ

このサイトでは必要最低限の操作について説明していますのでご利用ください




ただし、自分で鑑の様式をword等で作成する事が下記のように1つだけあります。

自分たちはわかっているので、空欄ばかりの表紙に会社印を押せますが、
これが、医療機器外国製造業者登録の申請となりますと、そうはいきません。
(医療機器外国製造業者登録の申請書はその外国製造業者の代表者のサインが必要になりますので)
空欄ばかりだし、日本語だけのところに、サイン下さいっていって誰もサインなんかしてくれません。

そのために、医療機器外国製造業者登録申請の場合には、
1.FD申請システムを使用するが、印刷される鑑(表紙)は使用しない。
2.様式第六十三の五(第百十四条の十五関係)医療機器外国製造業者登録申請書 をWordで作成して、これを鑑(表紙)として外国製造業者へ送りサインを頂く。
3.サインして頂いた原本(2部必要)を送っていただく(メールでPDFではダメです)

という手順を行います。

*必ずサインした原本です。(PMDAでは指でなぞってコピーでないか確認しますよ)




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