日本の化粧品基準により化粧品に使用出来る色素(着色材)は結構少ないのです。

例えば海外の有名ブランド化粧品のシリーズもので日本では欠番になっているのがありますが、
なぜ、海外では販売されているのに日本の正規代理店*では欠番になり販売されていないのか?
その理由の一つに、
その化粧品に配合されている色素(着色材)に日本の化粧品基準で認められていないものが配合されているため、輸入販売出来ないのです。 

たまに、化粧品に配合出来ない成分「赤色○○号」を含有していることが確認されましたので、これを回収します。
とか回収情報に出ますが、事前にメーカーの成分表を入手して確認していれば防げるものでしょう。

(100%防げると言うわけではないのですがね、メーカーの成分表に記載が漏れてればどうしようもないので)

*並行輸入などで現地の問屋や販売店から輸入してくる、日本の正規代理店以外での購入の場合は配合出来ない色素(着色材)を使用しているかも知れません。




備考:化粧品に配合される色材
化粧品に配合される色材は大きく
1.*有機合成色素=タール色素=法定色素
2.天然色素、
3.無機顔料、
4.高分子粉体
に分かれます。

1の有機合成色素はさらに
   染料、有機顔料  に分類されます。




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