化粧品製造販売業、製造業や医療機器製造販売業、製造業の許可は各都道府県に申請して、許可を得ます。

また、化粧品製造販売届も各商品(販売名)毎に各都道府県へ届出します。

さて、本題の違いについてですが。

製造販売業、製造業の許可は申請してから問題なければ、各都道府県の標準処理期間で許可されるのですが、

まずは、この「申請から」の問題です。

東京都では、
申請前の事前相談は必須ではありません。
(不明な点があれば行った方が良いでしょう。
申請書の提出も午前9時から午前11時30分(月曜日から金曜日)であればいつでも行けます。
申請書が出来たら、すぐ行って提出することが出来るわけです。

地方の県では、
(地方とは埼玉でも神奈川でも同じく地方です、大阪がどうかは不明ですが)
申請前に事前相談に必ず来てください。
==>予約が必要です、予約一杯でだいぶ先になります。

申請書の提出も予約が必要です、予約一杯でだいぶ先になります。

そう、この予約待ちだけで時間が過ぎてしまうわけです。

製造販売業、製造業の許可申請は1回ですが(5年後の更新申請はありますが)
例えば、化粧品製造販売届となりますと
新しい商品毎(販売名毎)に予約待ちが繰り返されることになる訳です。

次に、「各都道府県の標準処理期間」の問題です。
申請書を受理してから許可が下りるまでの日数(平日換算)が、各都道府県により大きく変わってきます。
短いところで35日(東京都)から長いところで90日(某○○県)と三倍近い差が出ています。(都道府県のサイト調べ)




上記から、もし新たに起業をお考えの時に東京都県境であれば、東京での起業を考えたほうが有利です、
しかし地方の場合は、相当の時間を考えて下さい。




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