新規に化粧品製造販売業の許可や、化粧品製造業の許可を取得しようと考えたときに、
一番のハードルになるのが、
化粧品製造販売業の総括製造販売責任者
化粧品製造業の責任技術者

これらの責任者になれる有資格者の確保だと思います。

一番良いのは、現役の経験者を新規雇用ですが、そんな方は簡単には見つかりません。

次に、現役の薬剤師さんを新規雇用するのですが、人件費の兼ね合いでそう簡単ではないと思います。
*ただし、薬剤師さんといえども化粧品製造販売業の運用は分からないでしょうから
化粧品GQP手順書や化粧品GVP手順書は化粧品製造販売業に必要
このサイトを利用した医療機器製造販売業許可、化粧品製造販売業許可の取得
が必要と思います。

意外な落とし穴ですが、薬剤師さんにこだわっていませんか?
工業高校、農業高校にも○○化学科と言うのがあります。
以外に思われるかもしれませんが、高校の○○化学科というのも、大学の化学科と同じ扱いなので、探してみるのも手です(実際に何件かの会社さんで、高校の化学科卒の方を責任者にしています)



人探しの為に、薬剤師さんの情報提供のページを設けましたのでご覧ください。
シルバー世代や子育て中の薬剤師さんへ

一つの案ですが、下記の手順は如何でしょうか。

1.定年後の薬剤師さんを雇用する(または、有資格者)
  有資格者の要件については、
  化粧品製造販売業の総括製造販売責任者の資格要件と兼務

化粧品製造業許可の責任技術者の資格要件と兼務

 *3年間をめどにした有期雇用にします。

2.許可を取得した3年後に社内の社員を責任者へ変更する。
  (社内に高卒以上の学歴を持つ社員が在席している事が前提です。)

*ここでの高卒以上とは高校で化学とかを履修していることを指しています。
(大学院まで出てるのに===>高校で化学履修していませんでした、なんて方一杯いますので注意です。

参考に下記の記事もお読みください。

2016年12月26日 従事年数証明書(実務経験を証明する)で資格要件をクリアする方法

2017年3月17日 化粧品や医療機器での資格要件で必要となる高校の卒業証明と履修証明




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