医療機器を販売するだけと言いましても、
どんな医療機器をどこから仕入れて販売するか、により色々と許可が変わってきます。
1.どんな医療機器を販売しますか?
医療機器はそのリスクにより下記のように区分けされます(例は解りやすいものを書いています)
・クラスⅠ:一般医療機器・・・・・・老眼鏡など
・クラスⅡ:管理医療機器・・・・・・電気マッサージ機など
・クラスⅢ、Ⅳ:高度管理医療機器・・カラコンなど
詳しくは、化粧品や医療機器に関わる基礎知識 を読んで下さい。
国内の製造販売業の許可を持った会社(製造販売業者)から仕入れて、販売だけを行う場合でも、
●一般医療機器を販売する場合はなんの許可も不要です
●管理医療機器を販売する場合は管理医療機器販売業の届が必要になります。
(管理医療機器の中にも高度管理医療機器等販売業の許可が必要になるものもあります)
●高度管理医療機器を販売する場合は高度管理医療機器等販売業の許可が必要になります。
詳しくは、
化粧品や医療機器に関わる基礎知識
医療機器輸入と製造販売業許可から実運用までの40 医療機器販売業の取り方
を読んでください。
2.どこから仕入れますか?
上記の1.では国内の製造販売業の許可を持った会社(製造販売業者)から仕入れてと書いていますが、
海外のメーカーから直接仕入れる場合には、自分が製造販売業の許可を持つ必要があります。製造販売業者になるわけです。(古い言葉で輸入元)
医療機器製造販売業の許可には下記の種類があり、扱える医療機器が変わります。
●第3種医療機器製造販売業・・・・一般医療機器のみ
●第2種医療機器製造販売業・・・・一般、管理医療機器のみ
●第1種医療機器製造販売業・・・・一般、管理、高度管理医療機器の全て
詳しくは、
医療機器輸入と製造販売業許可から実運用まで
を読んで下さい。
医療機器製造販売業が必要な場合でも、許可を不要として(取れない、取りたくない)、販売だけに専念したい場合には、
自社で許可を取るのを不要とする方法 という方法もあります。
不明点等ありましたら、お問い合わせから 質問して下さい。