海外から化粧品を輸入して日本国内で販売するには、日本の化粧品基準に合致していることが求められます。

こちらに化粧品基準に合致しているかの検討方法が書いています。
ここでは、机上での解析と、ラボでの分析を行います。

これを輸入前に行っていないと、後々で回収などに繋がり、多大な費用が掛かってしまします。
もちろん、ラボでの分析は輸入毎に品質管理として行った方が良いのですが、どの位の頻度で行うかは海外メーカー(製造所)の信用度、品質管理の高低、技術力を勘案して決めればよいでしょう。
ただし、最低限は輸入前にやるべきです。

ラボでの実分析を行わない(費用かかるので)輸入業者さんもあるようですが、
海外メーカーの成分表だけを信用して、回収騒ぎってのがしょっちゅう起こっています。

よくある話1.
海外メーカーでもそんな成分入れた覚えがない、海外メーカーで行った分析では出ていない。
==>よくあそこの国で自分たちは悪くないって言ってきますが、ラボ分析技術が低くて検出出来ないだけって笑い話はよく聞きます。

よくある話2.
海外の原産国では禁止されていない成分でも、日本では禁止になる成分や着色料がある。
==>日本国の規制は欧米に比べても厳しいです(厳しすぎるかも)。

ついでに、
成分表が欲しいって言ったら、商品のパッケージを送ってくるようなところは論外でしょう。




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