化粧品OEM製造業者の選定は慎重に進めましょう。

化粧品OEM製造業者について、一部のOEM製造業者において難しく無意味な要求があるとの情報が入りましたので
注意喚起のためにこの記事を書かせて頂きます。

2018年8月4日 自社ブランド化粧品をOEM製造業者へ依頼するとき
において、
製造工場を持たなくても、化粧品OEM製造業者へ製造委託することにより
化粧品業界への新規参入が容易になります。

新規参入で、自社では何も許可は持っていないでしょうから、
OEM工場が化粧品製造業(一般)と化粧品製造販売業の両方を持っているところに依頼すれば全て、「自社では何の許可も不要」
と書かせて頂きました。

その場合には、
化粧品製造業(一般)と化粧品製造販売業の両方という事で割高になる。
この割高になるは、仕方の無い事でしょう。

今回、入った難しく無意味な要求の情報は
・該当のOEM製造業者は、化粧品製造業(一般)と化粧品製造販売業の両方を持っている
しかしながら、
・依頼者にも、化粧品製造販売業の許可の取得してもらう事を取引条件としている
 (依頼者の信用性確保のためと言っているらしいです)
しかしながら、
・実際の商品には、このOEM製造業者が化粧品製造販売業者となるので、
 依頼者は何もしなくても良いですと言っているらしいです

なんのために依頼者は化粧品製造販売業の許可を取る必要があるのでしょうか?
もし、依頼者が化粧品製造販売業の許可を持つなら、OEM製造業者は化粧品製造業(一般)だけになりますので
その分は割安になるはずです。

このOEM製造業者の難しく無意味な要求により、
・依頼者は2重にコストを負担する事になってしまいます。
・都道府県薬務課さんは、稼働していない(意味なく)依頼者の化粧品製造販売業を管理する事になるわけです。
 (薬務課さんのコストは我々の税金です)

OEM製造業者の選定は慎重に進めましょう。

 不明点等ありましたら、お問い合わせから 質問して下さい。